大学病院は相変わらずの混み具合、そして剥き出しの映画『愛しのアイリーン』について

今日は老母大学病院通いに付き添う日。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で患者さんが少ないかと思いきや、予約制だってこともあるかもだけど、混み具合はいつもどおり。変わったことといえば、出入り口に備え付けてある、除菌液が入ったポンプに集まる人が増えたことかな。

そんなわけで、改札前で待ち合わせして会計を済ますまで、約3時間半のお勤めとなった。ただ今回は、帰りは末弟が車で病院から実家まで送ってくれて助かった。できることなら、公共の交通手段は使わせたくないですからね。

ここのところ、5週間おきの治療だったけど、次回はGWだってこともあり、6週間明けてみることになった。このまま症状が良好で、もっと感覚が空けられるといいのだけど。

家に戻る頃には雨が降り出し、そのまま引きこもって過ごし、原稿の資料をチェックしたり。

晩飯後、奥さまとAmazon Primeで映画『愛しのアイリーン』を観る。安田顕さんと木野花さんの剥き出しの演技に圧倒。あの母と息子は魂と身体で二度死んだんだろうな。そして、フィリピン妻役のナッツ・シトイさんの体当たりの演技も素晴らしかった。

冬の空をアイリーンが見上げるラストシーン、あれは何かの作品へのオマージュなのだろうか。彼女の胸の内を想像すると、複雑な感情が幾重にも折り重なっているようで、美しくて切ない。

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愛しのアイリーン

愛しのアイリーン

  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: Prime Video