ヒップ・ホップというエンタメを浴びまくる夜、RHYMESTERのステージは最高だった

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昨晩の酒のダメージが深く、奥さまの弁当を作り、仕事に送り出したら二度寝。再起動できたのは10時過ぎで、シャワーを浴びて、頭と身体をスッキリさせ、原稿用の資料のチェック。あまりの内容の薄さに困ってしまったけど、なんどかカタチにはできそう。

作業が一段落ついたら、西鉄に乗って天神へ。RHYMESTERのライブを観に行く。

今週の月曜日、TBSラジオの「アフター6ジャンクション」で、宇多丸さんが大腸憩室炎を再発して入院し、今週いっぱい番組を休むことが発表されたときは、こりゃあ土曜日のライブは延期かもしれないと思った。

しかし、きっちりと療養されたみたいで、福岡のステージに立った宇多丸さんは、帯番組で喋れなかった鬱憤を晴らすかのように喋りまくり。ちょいと息が切れそうに見えたけど、素晴らしいパフォーマンスを体験させてもらえた。

今回の「47都道府県ツアー」はRHYMESTERの歴史を振り返るべく、これまでのアルバムの時系列に沿ったセットリストになっていて、福岡は現在から過去に戻っていくパターン。

改めてメンバーの解説を交えて聴くと、2年の活動休止の前と後では作風がかなり変わっているんですね。僕は休止後からの後追いファンなんで、なるほどと思うことが多かった。

あと、福岡のお客さんはRHYMESTERのステージをかなり前から観ている人が多いみたいで、古い曲もしっかり歌えていたのには驚いた。そういやあ、野外ライブイベントに毎年出てるし、親不孝通りあたりのクラブでも活動してたんですもんね。

2時間40分ほどスタンディングで、コールアンドレスポンスで声を出し、腕を突き上げたり振ったり、身体を揺らしたり、オッサンの身体はガタピシと疲れ果ててしまったけど、愉しいライブを体験できて最高でした。