“つまんない”を抱きながら酒場で過ごすこと

月曜日は掃除の日。奥さまは水回り、僕はルンバの見守り。今日のルンバは調子が悪いのか、同じところばかりをウロウロ。いったい、どういう仕組みになっているのだろうか。初期不良と言うには半端な症状だし……


晩飯後、一人で久留米の夜の街に出てみる。月曜日ってのは珍しいはず。念の為、Google Mapのタイムラインを起動させておいた。

居酒屋、BARとハシゴして、帰宅したのは日付が変わる直前。もそっと前に帰っても良かったのだけど、タイミングを逸してしまった感じ。


それにしても、そんな長い時間、なにが楽しくて飲んでいたのだろう。なーんて自問してみる。考えてみりゃあ、何処に行っても下北沢みたいな楽しさはない。そりゃそうだ、友だちがいないんだから。

でも、新宿でも中野でも川崎でも、いろんな街の、知り合いが一人もいない、一見さんの店に行って、なーんも会話を交わさなくても、楽しいことがあったじゃないか。見知らぬ客たちの楽しそうに飲む姿とか、店の雰囲気が良かったんだろうな。“あれ”と、久留米での“これ”の違いって、なんだろう? 肌感覚で共感できてるかどうか、かなぁ……

そんなこんなで、今夜も“つまんない”を抱きながら酒場で過ごしてしまった。もう、そんなもんだと慣れっこになっているのだけど。もう、行かなくてもいいや、って思ってしまうのだけど。

f:id:eroneko:20180604220239j:plain