世界は知らぬことに溢れていて、自分なりにコツコツと行きていきたいと思わせてくれる映画


スーパー「マルキョウ」の朝市で今週分の食材をまとめ買いしたら、奥さまと西鉄に乗って天神へ。
先日、Fさんの同級生の方に教えてもらったパルコ地下の天ぷら屋で昼飯を食べ(なんと、カウンターに座ったら、そのご当人と出くわしてビックリ)、歩いてKBCシネマへ向かい、夫婦50歳割引きを利用して映画『人生フルーツ』を観る。なんと、チケット完売のうえに補助席まで出す盛況ぶりで、あんなに混んだKBCシネマは始めて。客入りがいいのなら、週末だけでも1日2回上映にしてもいいんじゃないかな。
映画は建築家の老夫婦を追った東海テレビ制作のドキュメントで、お二人のスローライフな生き方を映し出していく。無味乾燥なニュータウンの中に雑木林や畑を作り、出来る限りの手作りにこだわった生活がメインになるのだけど、それに並行して夫の修一さんの建築家としての生き様にもスポットが当てられていて、どちらかというと、ソチラの方の印象が強く残った。
お二人の生活のいろんなシーンを覗かせてもらっていると、僕らの生活のまわりには、まだまだ知らないことばかりで、学びに溢れていることをが分かる。
劇場から出て、奥さまと「観てよかったねぇ」なんて、映画を噛み締めながら天神へ歩いた。



映画と買い物のあとは、天神に一昨年できていたという「四文屋」へ今更ながら行ってみる。福岡では食べられないと諦めていた豚モツ焼きや煮込みを食べ、キンミヤの梅割りを飲んだ。いやー、これは天神に出た時の定番コースに入りそうだ。