「お気持ち」を聞く

奥さまは朝から歯医者、僕は膝の調子が相変わらずなのでストレッチしたり、オリンピックや高校野球の中継を眺めたり。午後はラジオを聴きながらニュースサイトの資料探しをやっていて、『たまむすび』が放送時間変更しているので、「あ、そうか、3時からだった」と思い出し、録画した映画を観ていた奥さまに頼んで、テレビで天皇陛下のお言葉のビデオ映像を見る。
今回はさすがのテレビ東京系も一斉に同じ放送で、地上波のすべてが天皇陛下のお言葉だった。
10分以上に及ぶ、その言葉は国民の安寧を祈り、かつ、今後のご家族を思う「お気持ち」だった。最後のペコリと頭を垂れられた、80歳を超えるその姿はチャーミングだった。

さて、僕たち市民はこの「お気持ち」をどう受け止めればいいだろう。政治的な対応でもあるし、心の問題でもある。そんなことを考えていたら背筋が伸びた。


夜、奥さまに腰と腰を中心にお灸と鍼をやってもらう。これで違和感が緩和するといいのだけど。