久留米で地震警報を聴くとは思っていなかった

奥さまの体調は、膝を伸ばすと痛むものの、松葉杖を使わなくても、部屋の中なら歩けるようになった。とりあえず、月曜日まで仕事を休む予定。僕は平常モードに戻って、ニュースサイトの原稿を1本納品。


夜、カープの快勝で気を良くして、六ツ門あたりを歩いていたら、見覚えのない酒場があったので入ってみた。プレモルのジョッキが290円とお手頃価格なのは嬉しいけど、やはりここも酎ハイが400円とお高い。まったくもって、久留米の酎ハイの価格設定の根拠が理解できない。
ツマミの揚げ豚足を齧っていたら、不穏な警戒音が店内のアチコチで響きだし、それと同時だったか記憶にないが、大きく空間が揺れた。
地震だ、大きいぞ、大丈夫か? とっさにあの日の揺れを思い出したけど、客がパニックを起こすこともなく、揺れはおさまった。
iPhoneのゆれくるアプリで確認すると、熊本で震度7地震。えっ、7!? 阪神淡路地震クラスの揺れじゃないか。久留米は震度4だったらしいけど、突き上げるような縦揺れはなく、ぐらーんぐらーんと横に揺れただけだったんで、あの日のような恐怖はなかったかな。
そんなわけで、そのままプレモルをジョッキで3杯飲んで、人気のないアーケード街を歩いて帰宅。念のため実家の老母に電話してみたら、揺れが大きかったと興奮していた。コチラの人にとっては始めたの大きな揺れだったんだから、「東北のときに比べれば対しな事ないよ」なんて言うのは野暮かもしれんな。


地震直後のアーケード街