データの整理と検証が作業の大半

ライターは原稿を書くのがお仕事ですけど、実際の作業内容はというと、書いている時間はほんの一部で、あとは取材したり、そのアポ取りしたり、資料を集めたり、その整理したり、検証したり。そんで書いたあとは推敲して、編集さんが求めている以上の原稿になるよう、もうひと踏ん張りするわけです。
そのひと踏ん張りっていうのは、原稿を俯瞰して読みなおし、構成と内容に矛盾がないかチェックしたり、もっとシンプルに分かりやすい表現がないか考えます。だいたい、コッチのほうが書く作業よりも時間がかかっていますね。取材や資料集めにかける労力はネタによりかな。

そんなわけで、昨晩書いた原稿はちょいと構成が散漫だったので、ザクザクと文章を削り、スムーズに読めるよう再構築しました。

オッサンになると、なかなか叱られることがないので、ライターである自分の他に、編集者としての目を持つように心がけないと、ついついマンネリというか、楽な方に流されてしまうので注意です。
幸か不幸か、編集者の経験の方が長いので、まだライターとしての自分に疑心暗鬼なとこがあるんで、引いた目で自分の仕事を見られているような気がします。
もちろん、自分の仕事に自信を持つことも大事なので、バランスよくありたいですね。


深夜、次の原稿を書き上げる。これは明日、推敲しましょうかね。


漫画『テラフォーマーズ』13巻(作:貴家悠 画:橘賢一)読了

なんと、そういうことになるんですか、っていう展開に次巻はなるのかな。それにしても、読む間をあけるとキャラの見分けができなくなりつつあるなあ……