子供がいなくたって柏餅は食べる

一昨日の夜遅く編プロAから発注のメールが来て、素材が昨晩届いていたので、朝イチで原稿書きの作業。大型連休中でもMさんは働いていたんだなあと感心しつつも、労働環境の厳しさを思って心配になる。

原稿を昼過ぎに仕上げて納品すると、散歩ついでに柏餅を求めて久留米の和菓子屋巡り。昭和通り沿いの2軒はイマイチだったので、ココが駄目だったら駅ビルのスーパー「タミー」でいいかねえ、なんて言いつつ覗いてみた日吉神社の通りにある小体な「亀鶴堂」が大当たり。柏餅は残念ながら関東みたいに味噌餡がなくて、餅が白かヨモギかの違いで中身は同じ粒あんだったのだけど、柏の葉ヨモギの香りが良く、さらに餅が柔らかくて頬が緩む触感。餡も上品な甘さで美味い。ついでに買った「塩あんまんじゅう」がこれまた面白く、なんと味付けは(たぶん)塩のみ。しょっぱ甘い餡ではなく、塩味の餡。塩味の奥に小豆に味わいが広がって後を引く、っていうか味蕾が刺激されまくる。癖になりそうだし、お酒にも合うんじゃないかと思ったり。奥さまが食べた「あかちゃんのお尻」(って名前だったかな…)は福島銘菓「ままどおる」を柔らかくしたみたいで、これまた美味しかった。これからも、なにかあったら使えそうな和菓子屋が見つかって嬉しい。