なんだかんだで忙しい

残り2号分となったレギュラー仕事とイレギュラーの写真集の作業スケジュールを整理してみたら、入稿まであまり余裕が無いことが判明。7月第2週に帰省しようと思っていたのだけど、どうやら難しそうだ。


朝イチで洗濯してから新宿へ向かい、武蔵野館でコーエン兄弟作品『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』を観る。副題は「名もなき男の歌」だけど、輝きもしない男だった。それが悲しさであり、面白さでもあった。「人生は巡る」なんてフォークソングみたいなフレーズがラストシーンで浮かんだ。愚かでも、悲しくでも、寂しくても、報われなくても、人生はくるくると巡っていくのもなのだ。
キャリー・マリガンは前作『華麗なるギャツビー』ではピクリともこなかったけど、今回はペニスに響く存在感だった。地味な雰囲気になるほどに、エロくなる女性っているんだよなあ。特にセーター姿が素晴らしかった。


主人公のモデルとなった、デイヴ・ヴァン・ロンクは50年代後半から60代前半、グリニッジ・ヴィレッジ・フォーク・シーンの中核的存在で、彼の妻は無名時代のボブ・ディランのマネージャーだったそうな。根拠地にしていたクラブ「ガスライト・カフェ」はボブ・ディランやフィル・オクス、エリック・アンダーソン、ジョニ・ミッチェルなどが出演していた。


漫画『進撃の巨人』13巻(諫山創)読了
時間軸や登場人物の役割分担がわからなくなり、何度も頁を行ったり来たりした。

進撃の巨人(13) (講談社コミックス)

進撃の巨人(13) (講談社コミックス)