遂にこの日が来た

夏の予告編みたいに暑かった。

B誌のラフ作り、ファイル変換、割付けを1頁分。

Amazonで購入した自転車の荷台型の泥除けが届いたので、夕暮れ前に工具を引っ張りだして作業。タイヤカバーを外し(こっちの方が取り付けより大変だった)、荷台をサドル用のパイプに装着。おかげでサドル用のバッグを使えなくなってしまったのは計算外。

夕餉の支度前、G社のY君からLINEのメッセージ。会社が業務縮小するため、各雑誌が8月売りで休刊するとのこと。ということは、僕が請けている定期刊行物の仕事はなくなってしまうということだ。7月末の入稿作業を済ませたら、ほぼ無職だ。いやはや、東京オリンピックまでにエロ雑誌は壊滅するだろう、なんてノンキにかまえていたけど、それどころではなかった。途方に暮れて、お世話になった方たちにメールしたり、編プロを倒産させ50万円近い原稿料を不払いしているK君に電話。彼とは会社勤めの頃からの付き合いで、学年も一緒。金のトラブルはあったものの、あんな、しみったれた話、というか泣き言を語り合えるのは彼ぐらいなんだと思い知った。でも、原稿料は払って欲しいなあ。無い袖は振れないだろうけどさ。

食事中、奥さまには、ありのままには伝えず、ほのめかすだけにしておいた。まだ、どう転ぶか分からないから、ちゃんと話すのは6月末にするつもり。

深夜、Y君から再びLINEのメッセージ。編集部でなんとか生き残れそうな雑誌から仕事を回すよう、手配してくれるとのこと。有り難い。ついでに、家庭や仕事について、これからのことをやりとりした。