雪と渾沌の夜会、

目覚めると雪。積もる雪質ではないなと油断していたら、昼過ぎに勢いを増し、あっという間に窓から見えるマンションの管理小屋の屋根が白くなった。


雪は時折雨になりながら夜まで降り続き、中野まで自転車で行くのをあきらめ、電車を乗り継いで元大洋書房社長(僕にとってはマスカットノート編集長なのだが)、虎沢龍之進を囲む会へ。集まるのは懐かしい顔ぶれ。あの頃は良かったとかなんて、今が駄目みたいなことは言いたくないけど、虎沢編集長が作っていたエロ本は恐ろしく自由度の高い誌面だった。一度、「屁のフェティシズムを1頁でやってくれ」と言われたときは、どんな写真を撮れば表現できるのだろうと悩みながらも、その発想が愉快でニヤニヤしていた。
なにはともあれ、現場を離れてもお元気そうでなにより。酔って怪我などなさらぬよう、願っております。