情報過多な日曜日

初雪。朝から降りはじめ、幾度か晴れ間が見えたけど、日暮れ時まで降り続けた。

昼飯に酒粕を入れたラーメンを食べ、身体を温めてから、特売の卵などを求めてスーパーへ。傘をささずにテクテクと歩いていると、さわさわと舞う雪が美しく、このあとは何にもせずに静かに過ごしたい気分になる。

しかし、年末進行に入ったばかりなので、イレギュラー分の原稿の素材整理。盆暮れのお馴染みの作業なので、慣れたものだけど、量があるので脳みそが疲れる。今日は情報のインプット少なめにしたかったなぁ……

そんなわけで、というか、その疲れを言い訳にして、夕餉の支度前に散歩に出る。すると、西鉄久留米駅の耐震補強工事のため一時休業していたスーパーが、入口側の衣料品などを売っていたスペースにスライドして営業していることに気づく。仮店舗で営業するとは店の貼り紙で知っていたけど、まさか、同じ店舗内でやるとは想像してなかった。

んで、立ち飲み店でなるほどと頷き、その勢いでぶどう割をおかわりして、帰り道の途中でスーパーの中を覗いてみたら、なんと、惣菜が4割引きになっている。移転前よりもお得なサービスなんじゃないかな。シーフードスパサラとカキフライをやでうれしやと購入。

帰宅すると、奥さまにスーパーの報告をしつつ、カキフライ用にタルタルソースを作ったり、添え物用にブロッコリーを茹でたり。ほとんど惣菜と有り物で盛り付けして、これをツマミにビールを飲みながら、M-1グランプリを観戦。

関西系しゃべくり漫才、ほとんどコントな今風の漫才、令和版の毒舌漫才と、タイプが違う3組が最終決戦に残り、どの組を選ぶかが審査員の踏み絵になる展開。博多大吉さんだけが「さや香」を選んだのは、彼なりの漫才師としての矜持なのだろう。

いっぱいこっぱい楽しんだけど、まだ時間に余裕があったので、録画しといたNHKのドラマ「引きこもり先生」シーズン2の前編を見る。前期から時を経て、コロナ禍の影響を受けた内容で、元校長役の高橋克典さんの佇まいが良かった。寺田心さんの闇を抱えてそうな生徒の演技も良いし、主人公の娘役の吉田美佳子さんも良い。期待の若手女優さんです。

さて、日曜日としてはお楽しみも情報もたっぷりすぎですが、これからサッカー・ワールドカップの決勝戦です。まったくもって、情報過多な休日の日誌ですね。うふふ、