感動と嫌悪という高校野球の二律背反と、映画『IT/イット THE END』の続編あるあると

連日の暴力的な暑さだけど、空を見上げるとカリッとした夏らしい青空と勢いのある雲で、「そうそう、これこれ」なんて、夏を確認して嬉しくなる。

原稿を書こうとネタをチェックしたら、内容が薄すぎて休み明けの原稿第1弾にすることは叶わず。諦めて、缶酎ハイを飲みながら、甲子園で行われている、高校野球交流戦を観戦。

春のセンバツ21世紀枠で出場するはずだった、福島県の磐城高校を応援していると、選手たちの素晴らしいプレイに感動しつつ、なんでこんな猛暑の中で試合をさせているのかと、憤ってしまう。

晩飯後、奥さまとNetflixで映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(原題:IT:chapter two)を観る。2時間48分という長尺な上映時間のせいで、映画館へ足を運ぶのを躊躇したのだけど、それは正解だったようだ。

前回から27年経っているという設定のせいで、あの少年がこの大人になっているという説明が必要だったのだろう。情報の交通整理にずいぶんと時間が割かれていて、なんだか散漫な印象。

そのうえ、ペニーワイズの形態が『遊星からの物体X』みたいになったりで、描かれている恐怖とは違ってしまったような感じ。どこかでエイリアン的な展開になるのかと思ってしまいましたもの。

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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(字幕版)