販売終了のお知らせと値上げ情報と映画『女は二度決断する』の喪失と絶望
洗濯とルンバの掃除の見守りを終え、左膝の違和感を意識しつつストレッチしたら作業開始。ふと、TwitterのTLに目をやると、松屋の公式アカウントが「松屋の定番。オリジナルカレー。まもなく本当に無くなります」と告知していて、ちょいと騒ぎになっていた。
松屋のカレーといえば、下手な専門店より美味しく、世田谷区に住んでいた頃は、引越し先に各最寄りの駅近くに店舗があって、忙しいときの昼飯は決まってお世話になっていた。あのにんにくが効いてピリッと辛いカレーソースが癖になるんですよね。
そんな松屋のオリジナルカレーが近いうちに食べられなくなると知ったら、いても立ってもいられなくなり、1本目の原稿を書き上げたら、自転車に乗って市役所の手前の松屋へ。
Twitterでは売り切れで食べられなかった人を見かけたけど、久留米通町店は売り切れるどころはか、僕以外は誰もカレーを注文していなかった。もしかして、九州限定で牛めし並290円セールをやっていたせいですかねぇ。
無事にカレーを胃におさめ、帰宅して作業を再会していたら、Twitterで松屋に関する続報が流れたきた。なんと、オリジナルカレーが販売終了したあと、代わりに創業ビーフカレーが定番化されるとのこと。つーことは、単なるメニュー変更による値上げってことじゃないですか。なーんだ。
まあ、オリジナルカレーが食べられなくなるのには変わないので、残念ではあるけど、なんだか公式アカウントの煽りに乗せられてしまったようでモヤモヤしてしまいますね。
作業は原稿を2本分仕上げて納品。
晩飯後、奥さまとNetflixでドイツ映画『女は二度決断する』(原題:Aus dem Nichts、Google先生に翻訳してもらうと、“何もないから”と出て、“から”は“from”の意。“何もない”は喪失とか無情とかの“無”って感じかな)を観た。
夫と息子をネオナチに爆殺された女性のお話で、多くの時間はは犯人とされる男女との法廷シーンが描かれる。その後、彼女の復讐劇になるかと思わせるのだけど、カタルシスよりも絶望と喪失と後悔に苛まれてしまう。ドンパチな復讐物よりも、ある意味ハードは作品です。