視聴率は伸び悩んでいるけど、期待している夏ドラマについて

地上波のドラマを毎週欠かさず観るって習慣は、だいぶなくなってきていて、奥さま観ているのを横からチラ見してハマってしまう場合がほとんどだ。ただ、原作やテーマ、出演者が気になって、自発的に見る場合もたまにある。

そんなわけで、今シーズン、第1話から脱落せずに観続けているのは、漫画『ニトロちゃん』で知った、沖田×華さんが2014年から連載している作品『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』のドラマ版で、映画『3月のライオン』での川本ひなた役が印象的だった清原果耶さんが主演の『透明なゆりかご』(NHK)。そして、生活保護を題材にしている、柏木ハルコさんの漫画『健康で文化的な最低限度の生活』が原作で、キャストがなかなか魅力的な『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ)。

どれも視聴率は2ケタに届かず、特に『健康で〜』はネットニュースでネガティブな記事を見受けるけど、僕的には「見逃したらモッタイナイですよ!」と、誰彼構わず耳元で囁きたいくらい。

どちらも、エンタメ的には弱いかもしれないけど、抑制がきいていて、かつ、丁寧に描かれていて、当事者意識がなくても身につまされるっていうか、心が震える。数字的なプレッシャーはあるだろうけど、キャストの方もスタッフの方も、心折れずに最後まで完走して欲しい。

あと、この2作とは毛色が違うし、正直言って期待してなかったのだけど、映画『チア☆ダン』の後日譚となっている『チア☆ダン』(TBS)も、サンボマスターの主題歌と、眩しすぎる青春が妙に癖になり、つい、観てしまう。なんかねぇ、気持ちよく涙を流せるってもの、たまにはいいもんです。


本日の作業は原稿を1本分仕上げて納品。明日の原稿用の素材チェック。