街を歩いていて顔見知りに会うようになった
下北沢あたりで暮らしていた頃だったら、珍しいことじゃなかったけど、ようやく、地元の方との繋がりができたんだなあ、なんて思ってしまう、久留米に引っ越してきて3回目の夏。
WEB系の原稿を1本分仕上げて納品し、ウオーキング代わりの散歩でもしようと駅あたりを歩いていたら、酒場で仲良くしていただいている方に会い、別れ際に「じゃあ、あとで森川で」なんて言われたら、なんだか嬉しくって、休肝日の予定だったのに、角打ちへ行ってしまった。
ありがたいことなんですけどね。でもね、普通だったことが珍しいことになる、また、絶望的に体験できなくなってしまっていることを、たまーに受け入れられなくて、しょんぼりしてしまうこともある。
この前書いた、ロックバーなんかもそう。今日もNIRVANAの『In Utero』を聴きながら歩いたのだけど、これを共感どころか理解してくれる人も場もない。ま、僕の活動範囲が狭いってものあるんでしょうが……
そんなわけで、喜びと絶望が、ない交ぜになっている、今日この頃なのでした。多分にフジロックの熱気にアテられてるってものあるんですけどね。