寒さ和らぐ予感の小雨の日、塩麹を使ってカレーを作る
朝からサワサワと小雨が降ったり熄んだり。
奥さまのリクエストのカレーを作るべく、肉を求めてスーパー「ゆめマート」まで歩く。
この前はチキンカレーだったから、今回はポークかな、と豚肉の棚を物色すると、ちょうどカレー用の角切り肉がお安くなっていて、これは有り難いと2パック、合計で300gちょいくらいを購入。
帰宅すると、塩麹を豚肉に塗りこみ、しばし寝かせる。本当は一晩漬け込みたいとこなんですけどね。
途中、2度、肉を混ぜ返し、4時間ほど漬け込んだ肉をフライパンで軽く焼き目がつく程度に炒め、潰した缶入りホールトマトと鍋で合わせます。肉の焦げや塩麹が残っているフライパンには缶に半分の水を入れ、沸騰させてからガシガシこそげて鍋に投入。ニンジン、潰して刻んだニンニク、ローリエを入れて、弱火で煮込む。
玉ねぎを刻み、フライパンで炒め、薄っすらキツネ色になったら、擦りおろしたクミンシード、瓶入りのインディアンカレー粉、小麦粉を入れて、弱火で炒め混ぜる。これがカレールウになります。
鍋にジャガイモ、キノコを加え、火が通るまで煮たら、顆粒のコンソメとヨーグルトを加えて、火を落とし、しばし休憩。余熱で素材の旨味を引き出します。塩麹の塩分があるので、コンソメはいつのも半分の量を入れ、あとで調整できるにしときます。
お米をとぎ、炊く支度をしたら、カレーの仕上げ。フライパンのルウの素に牛乳、鍋の煮汁を入れ、中火にかけながらグルグルとかき回していくと、トロミが出てくるので、鍋に投入にして混ぜ混ぜ。塩麹で仕込んだポーク入りカレーの出来上がりです。
豚肉は塩麹のおかげで柔らかく、口の中で旨味が広がります。カレーソースはこれまた塩麹のおかげで、コンソメは少なめなのに旨味たっぷり。牛乳の量でまろやかさを調整するのですが、今回はちょいと多めにしたので、トマトの酸味が和らぎ、ふっくらとした味わいになりました。