甘えてくれるようになったのは一歩前進なんだろうな

朝飯にサンドイッチを作り、母と3人で朝飯を食べる。焼きたてじゃなかったけど、ようやく自作のパンを食べさせることができた。

編プロAから届いていた、今夜までに仕上げる予定の原稿の素材が間違っていたので、メールでその件を伝えると、バスでゆめタウンへ。
母が好きそうな雑貨屋に行こうと思っていたら、ちょうど改装期間の真っ只中で、ほとんどが閉店中。昨日に続いて目論見が外れてしまい、申し訳ないことをしてしまった。
靴屋で歩きやすそうな靴を買うことができたのが、なんとか救いになったかな。
あと、早い時間に昼飯を食べさせたのは、食が細い彼女には失敗だった。

昼過ぎ、母を駅まで見送り、原稿を書き始める。30分後、駅に着いたとメールが届く。

今回の招待は、母をもてなすだけでなく、今後、彼女が老いたときに、僕たち夫婦だけでなく、介護など、他の人たちにも甘えること、生活の一部を委ねられるようになるためのトレーニングのつもりでもあった。
かたくなに他人に世話になることを嫌い、自分でなんとか暮らしてきた母だが、いつかはそれも難しくなってくるだろう。その時になって、説得することより、徐々に慣れてもらったほうが、お互いのためだと思っている。
まずは僕らに甘えてくれるようになっただけでも、一歩前進なのだろう。