クレームつけるほどではないけど、なんも言えないと、やるせなくなること

郵便局に荷物を出しにいったついでに、一番街の出口あたりのラーメン屋で早めの昼飯を食べることにした。妙に店員さんのテンションが高くて、ああ、得意じゃないタイプだな…なんて思いながら待っていると、ほどなくして僕の分のラーメンが着丼。
見た目はまったく普通。玉子とかキクラゲはのっていなくて、とってもシンプルだ。
お味は軽めな豚骨スープで、塩加減も控えめ。替え玉用のタレがカウンターにあったので、スープに追加してみたけど、たいした変化はなかった。そりゃあ、二郎インスパイア系のカラメ用タレみたいなガツンとした味とは違いますよね。
んで、汁に半分沈んでいたチャーシューを引っ張りだし、そのルックスを見たところで、食事のテンションがガクッと落ちてしまった。なんと、一切れしかのっていないチャーシューなのに、3分の2が脂なんですもの。いわゆる、肉塊の一番はしっこで、新代田二郎の前店主がトッピング用の列から外して、ブタの盛りが半端なときとか、機嫌がいい時(?)にオマケみたいにのっけてくれてたような箇所だ。
そうなんですよ、オマケだったら嬉しいんですけど、丼のメインとして役割を果たそうとしているチャーシューが脂の塊だと、ガッカリしてしまうんですよ。かといって、お店の人に脂が多いから変えてくれ、なんて僕には言えません。これは、確率というか、運というか、ハズレを引いてしまったってレベルですからね、クレームの対象ではないのかな……、と。
でも、下がってしまったテンションがスープを飲み干しても盛り返すことはなく、レンゲに脂の塊をのっけるという、伝わりそうにないアピールをして店を出ました。


やっぱりなあ、アレはトッピング用のチャーシューから外しておくべきだと思うんだけどなあ……