別れ、

Oさんの通夜は夕方6時から。昼前にメーカーへ素材を借りに行って、帰ってきたら、それまでなるべく作業を進めておこうと思っていたのだけど、B誌用にDLした素材のチェックしかできなかった。

葬儀場には編プロの元同僚たちや版元の人たち。通夜はあっという間に終わり。献杯のビールを飲んで、帰り際、棺の中のOさんに別れの挨拶。表情のない、その永い眠りの顔に溜め息が漏れた。もう、酒を飲んで馬鹿話もできないのか。
中学生からの付き合いのCさんから近況を聞く。結婚式場の写真撮影をしているという話は聞いていたけど、中野の居酒屋で働いていたのは初耳。なかなか良い店になってきたところだったらしい。ますます、死んでいる場合ではないよ、まったく…。


そでれも別れはやってくる。ありがとう、そして、さようなら。