気力が弱まっていく危機、

連休中も引き篭もって働いていると、なんというか、心細くなってくる。いや、弱くなっていくという感じかな。
これは、ある程度予測はしていたので、あまり無理はせず、睡眠時間はいつも通り取るようにとかしていたのだけど、身体ではなく気持ちが付いていかなくなってきた。B誌の入稿後、2日ほど惚けて暮したのだけど、酒のダメージを残していたのが良くなかったかな。もそっと外に出ておくべきだったか。たとえ、新宿のビックカメラとかでも。
そんなわけで本日も新雑誌の作業。割付けフォーマットの流用ができないので、いつもより時間がかかってしまう。


夕餉の後は腹ごなしの映画。シネマライズで見逃していた『闇の列車、光の旅』をDVDで観る。世間の底で生きていた青年はわずかながらの希望に向かって、人生に抗っていくのだけど、想像していたより淡々と描かれていて、その分、冷徹な印象。
観終わった後、奥さんがテレビのチャンネルをアチコチいじっていたらNHK教育で「神聖かまってちゃん」のドキュメントをやっていて、つい、見入ってしまった。
人生に抗うことは苦しく、また、正面から受け入れることは壮絶だ。


『闇の列車、光の旅』