言葉は誤解されがちなツールだけど、
鳩山さんの辞任のニュースで午前中からtwitterやラジオは持ち切り。たぶん、テレビはそれ以上だったんだろうな。
もっと踏ん張って欲しかったとも思うけど、もう勘弁してくださいって思いもある。不思議な総理大臣だったな。食えないというか、理解しづらいというか。
気になったのが、党内で行った辞任の挨拶での「国民が聞く耳を持たなくなった」という言葉。言い間違いでないのなら、とんでもない失言だと思うのだけど、修正はないのだろうか。政治を司る人にはあり得ない言葉なんじゃないかな。
鳩山由紀夫首相(63)は2日、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる社民党の連立政権離脱や「政治とカネ」問題の責任を取り、退陣する意向を表明した。民主党の緊急両院議員総会で「この職を引かせていただく」と述べた。首相は小沢一郎幹事長(68)に辞任を求め、小沢氏が了承したことも明らかにした。
内閣や党の支持率の低迷で、7月に想定される参院選で改選を迎える議員らの間で辞任論が強まっていた。昨年9月の政権交代から8カ月余りでの退陣で、細川内閣と並ぶ短命政権になる。
残念なことに、私たち政権与党の姿が国民の心に映っていません。徐々に聞く耳を持たなくなってしまった。そのことは残念でならないし、不徳の致すところと思っています。その原因を二つだけ申し上げます。
原因のひとつは普天間(飛行場移設)の問題、もうひとつは「政治とカネ」の問題とのこと。