散歩に出るのも躊躇する膝の痛み

金曜日の夜、さて寝ようかとする時、急に膝の痛みが悪化した。左膝の内側の鵞足がキリキリと痛む。寝れば治ると気にしてなかったけど、目が覚めても痛みは癒えてなかった。

湿布を貼ったり、奥さまに鍼をうってもらったけど、今日の朝も症状は変わらず、昼飯後、奥さまとケーキを買いに行くついでに西町方面へ散歩に出たけど、歩くと膝が軋んでいるような違和感。

帰路につく頃は患部が熱を持ち、痛みで歩くのが辛くなってきて、自宅をあんな遠くに感じたことはなかった。

動いたら痛いし、その一方で、おとなしく原稿書きで椅子に座っていると、今度は膝が固まって、立ち上がるだけで痛くなる。程よい安静って、どうやればいいのか分からない。

いやはや、いつもなら暖かくなってくれば症状が緩和されてくるのだけど、今シーズンはどうなりますやら(涙

いちご大福を買いに

ホワイトデーということで、原稿を2本分書く合間、奥さまが食べたいと言っていた、中トロのお刺身を買いに出る。以前ならステーキだハンバーグだと、肉系のリクエストだったけど、これも加齢の影響ってやつですかねぇ。スーパーの魚売り場を覗くと、ホタテの刺し身がお安く、これまた奥さまの好物なので購入、合わせるのはシャルドネ種の白のビオワイン

また、デザートもケーキでなくて和菓子が良いかもと、原稿を納品した後、自転車でJRの駅の向こうの「和菓子処とらや」へ。しかし、15時過ぎでは時既に遅しだったようで、お目当てだったいちご大福は売り切れていた。週末だし、オンシーズンだし、昼くらいには行かないと買えないのかもしれませんね。

ストレスフルな世の中を生きるには、

奥さまと駅ビルのスーパーに行ったとき、マスクもしないでゴホゴホと咳をしているオッサンが近づいてきた。思わずウヘェとなって離れたけど、同時に怒りを覚えていた。

なんだかね、ウイルス禍で変わった世の中の空気に、自分もすっかりハマってしまっていることに、我が事ながら驚いた。そりゃあ、自衛としては当然かもしれないけどね。

咳ひとつで怒りを感じるような、ストレスフルな世界になってしまった。もし、久留米市にも罹患者が発生したら、さらに厳しい状況になるのだろう。

立ち飲み屋でのんびり酒も飲めない、そんなことになったら、感染とは別の恐怖が襲ってくるような気がする。

ギリギリにならないと行動を起こせない自分が本当に嫌になる

原稿を1本仕上げて納品し、スマホ大相撲中継を聴きながら小頭公園方面へ長めの散歩。

なーんて書くと、いつもの生活のようだけど、実のところ、確定申告の(本来の)締切が迫っていて、それどころではないはずなのだ。

今期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、確定申告の締切りが1か月伸ばされたせいで、どこかで自分に甘くなっている。

締め切りを過ぎてしまったのは、2011年の東北大震災のとき。あのときは締切りが伸びなかったので、地震原発事故に動揺して、締切日を過ぎて提出してしまい、還付金が大幅に減ってしまった。

いやはや、自分の甘さったら、小学生の頃からの筋金入りで、夏休みの宿題だって、8月30日になって、ようやく焦るくらいでしたからね。

高校のときだって、試験はいつも一夜漬けだったし、よくもまあ、大学の受験を乗り越えられもんだ。ひとえに、今は亡き、旺文社の大学受験ラジオ講座のおかげだ。あれだけは、ラジオ好きってものあり、朝早くに起きて、もしくは深夜に勉強して、そのまま聴いて勉強してたっけなぁ。

e-Taxはスタートアップが一番面倒くさい

今年度の確定申告は新しいノートPCを使って行うため、スタートアップ用の作業を諸々。

公的個人認証サービスのためにアプリをDLしたり、マイナンバーカードを読み込ませる機械のセットアップとしたり、読み込み動作用にJAVAの新しいやつをDLしたり。

青色申告のサイトも使いづらいうえに、UIが糞ダサいけど、その前のスタートアップから面倒くさくてストレス満載。なんでこんなに分かりづらく構成できるのか、本当に謎。

あと、一番精神的にダメージを食らうのが、Win10のブラウザのデフォルトはMicrosoft Edgeなのに、推奨されているのがExplorerだってこと。

今回のことがあるまで、Win10にもこっそりExplorerが入っているって知らなかったですもん。気づいてたら、ポイってアンインストールしてたかも。

とにかく、マイナンバーカードを使った署名用電子証明もできたし、あとはデータをシコシコとひたすら入力するべしべしべし、なのです。


今日は東北大震災、そして、福島第一原発事故から9年の日。14時46分、久留米市の追悼の防災サイレンを聞きながら、東北の空に向かって黙祷した。

不条理劇の巨人、別役実さんが亡くなった

原稿を書いている途中、ふと、TwitterのTLを覗くと、劇作家の別役実さんが亡くなったというニュースが流れた。享年82歳ということは、ウチの老母を同世代だったのか。パーキンソン病を長く患い、1月に体調を崩して入院されていたそうな。

別役さんの戯曲は難解で、高校生のころ、教育テレビだったかで放送してた劇場中継を見たけど、舞台の上で何かが行われているなぁ、みたいな、ボンヤリとした印象しかなかった(バカですね)。

それでも、胸がザワザワしてしまう、観劇の快感はあって、深くは理解できないながらも、別役作品が気になっていた。

大学進学で上京して、小劇場へ演劇を観に行くようになったけど、その頃は夢の遊眠社第三舞台が大人気で、別役作品に触れる機会は少なかった。

その中でも、たしか、パルコ劇場パート3だったかな。別役実の新作だと聞いて観に行った公演があるのだけど、残念ながら作品名を思い出せない。

時代的にいうと「うしろの正面だあれ」か「メリーさんの羊」あたりだと思うのだけど。覚えているのは、現代美術みたいに不思議なオブジェがぶら下がった舞台デザインくらいなんですけどね。

20代の僕は、ちょいと背伸びして観に行っていたような気がするけど、なんだか訳のわからない胸騒ぎが愉しかった。オッサンになった僕が観直したら、なにかが見えてくるのだろうか。

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久留米で暮らしていると分からない混沌が都心で見られるのだろうか

円が上がったり、株が暴落したり、世界中が新型コロナウイルスの影響で混乱している。TwitterのTLを眺めていると、都心の大きな街がガランとしていて薄ら寒い。

ただ、久留米で暮らしていると、今のところ、マスクが買えない以外はたいした変化はなく、テレビやラジオが伝える世間の動揺は実感できないん。

しばらくすれば、僕にも影響が出てくるのだろうか。主なクライアントは東京の版元ですしね。はたして、どんな春がやってくるのだろう。

晩飯後、奥さまとNetflixアン・ハサウェイさん主演の映画『マクマホンファイル』を観た。ベン・アフレックさんやウィレム・デフォーさんなど、脇を固める俳優陣も手堅いのだけど、80年代前半のアメリカや南米北部の混乱について、ちょいと知っていないと、あまり面白くないのかも。いや、知っていても退屈だったかな。

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