平常心なんて気にせず、勝つことだけにこだわって欲しい

昼飯後、録画しといた海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド3』の最終話(22話)を観て、いかにも続きがありそうな、思わせぶりなラストにウンザリして、次は観ないかなーなんて思いながら作業再開。
デスクワーク中にモニタの端っこのTweetDeckに表示される、TwitterのTLに十両の中盤の取り組み結果が流れ始めたあたりから、胸がザワザワして集中できなくなる。
今日の稀勢の里の取り組み相手は、先場所、相四つ勝負で敗れた遠藤なので、どうにも心配で堪らない。
幕内からテレビ中継を観始めて、夕餉の支度も並行してやり、大関戦が始まったらテレビの前に正座して、冷めたほうじ茶を啜りながら取り組みを見つめる。
行事が軍配を返すまで、仕切りを繰り返していくうちに、胸が苦しくなり、息が止まってしまう。今日は友人たちが現地で観戦しているらしいので、どうか彼らにも稀勢の里へ念を送ってくれるよう願う。
結果、危うく土俵際まで追い込まれる、ギリギリの勝負で勝ちを拾った。
もうね、今まで散々まわりから言われてきた、気の弱さとか、腰の高さとか、平常心を保つことなんか気にせず、逆に「勝ちたい!」って気持ちで胸が張り裂けそうになるくらい、気持ちを昂ぶらせてもいいと思う。
カタチなんかどうでもいいよ。稀勢の里ラストマン・スタンディングになるため、泥臭く勝つことだけにこだわってもいいじゃない。
まだまだ、優勝できるとは確信していない。なんたって、ずーーっと応援してましたからね。期待しないように心を落ち着けながら、浮かれることなく、こっそり期待する。全国の稀勢の里ファンはそんな心持なんじゃないだろうか。