月に1度の大学病院通い

朝6時40分に起床して、昨日の原稿を再推敲して納品したら、サクッと朝ご飯を食べて西鉄久留米駅へ。母と改札前で待ち合わせて、タクシーで久留米大学病院へ向かう。

今回で2度目の加齢黄斑変性の治療で、受付して眼球注射して会計を済ませるまで2時間ちょい。待合室でiPhoneradikoTBSラジオをぼんやり聴きながら待っているだけなのに、なんだか体力を削られるっていうか、不健康化していくような気がして不思議。今日は末弟が忙しくて車で送ることが出来ないので、駅のホームで電車に乗って席に座るまで見届けた。

帰宅してカレーラーメンを作って奥さまと食べたら、次の原稿書きに取り掛からないといけないのだけど、なんだか疲れてしまっていて、データを収集するだけでもクラクラしてしまう。いやはや……。


夕方、奥さまと駅方面へ散歩に出たついでに、閉店した森川酒店を眺めてみる。シャッターが閉まっているだけで、閉店の挨拶みたいな貼り紙はない。このままだと、しばらくは事情を知らないお客さんが、振られたと思って帰っていくのだろう。なんだか寂しい光景だ。

僕にとっても、下北沢のロックバーがそうだったように、ふらっと行けば誰かに会えそうな予感がする酒場が無くなってしまったのは寂しい。もしかしたら、もう会う機会がないのかもしれない人生の先輩方と、区切りの会話をできなかったのも悔やまれる。もう、立ち飲みながら、くだらない会話を愉しむこともできないんですねぇ。