心に刺さってしまう映画でした、新海監督作品『秒速5センチメートル』を観た

作業の合間にWOWOWで録画しといた新海誠監督の連作短編映画『秒速5センチメートル』を観た。小学校の卒業と同時に離ればなれになった少年と少女の物語。淡々とエピーソードが3本の連作アニメーション作品として展開していく。
よくぞまあ、この作品を商業映画として世に出せたなーってくらい平坦で、悪く言えば退屈。
でも、二人それぞれの時が過ぎ、移ろっていく風景が映し出されていくうちに、切ないとは違う、感動とも違う、心にキュッとささっていく何かがある。あえていうと、もどかしさという理不尽さが、絵空事のようであり、とってもリアルでもあり。鑑賞後、不思議な心持ちになる映画でした。
夜、偶然、WOWOWにチャンネルを合わせたら、ちょうど『君の名は。』をやってて、つい、見入ってしまった。そして、以前とは違う刺さり方がした。たぶん、『秒速5センチメートル』効果なんだろうな。


「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second)

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本日のお仕事はWEB系の原稿を1本分仕上げて納品。面白おかしく書くことの難しさを久しぶりに思い知った作業でした。