生き方の再考が必要なんだな

原稿を書きつつ、合間につらつらと思っていたことがある。
東京から移住することを決めたあとに、連載していた雑誌がバタバタと休刊してしまい、収入が激減した。その後、有り難いことに、それまで縁遠かったWEBの仕事を振ってもらったりで、なんとかライターとして生き延びているのだけど、収入はパッとしない。
我が家は共働きなんで、なんとか生活のカタチを成していて、両輪で家計を回すことの有り難さを感じているのだけど、やはり、余裕はないんですよ。僕の小遣いとか、たまの旅行などレジャー費用とかね。
そんなわけで、そろそろ空き時間にバイトでもするかなー、なんて思っているんですよ。
バイトしようと思うのは、収入の補完のためだけじゃなくて、僕の社会性の問題もある。移住してからこのかた、身近な話し相手は奥さましかいない。仕事でたまに担当さんと電話で話すと、言葉のキャッチボールがちゃんと出来なくなっていて、我が事ながら驚いてしまうことがある。
奥さま以外の人と話せるのが(たぶん)嬉しくて、知らず知らずのうちにテンションが上がってしまっているのだ。そういえば、つい、声が大きくなってしまっていたこともあったな。
たまに行く、酒場でも同様だ。普段はおとなしく飲んでいるのだけど、ふとしたキッカケで店主や他のお客さんと話すことがあると、会話が前のめりになったり、声の大きさの調整ができていなくて、あとから凄く後悔してしまうのだ。
こりゃあもう、物理的かつ社会的に引き篭もって暮らしていた弊害なんじゃないだろうか。他人との関わりが希薄すぎるのだろうか。こちらの知り合いといえば、高校の友だちだけど、50歳も過ぎると、なかなか気軽に声をかけて会えるものでもないみたいだし……。
もしかして、外に出ていくことによって、出会ってしまうストレスもあるかもしれないけど、とりあえず動いてみないといけないのかな、なんて思ったわけです。それの取っ掛かりがバイトかな、とかね。

このペースで発注が来ると有り難いんだけどねえ

早めに起床して編プロAのネーム書き。午前中に2本書いて、昼過ぎに追加分の2本を書いた。明日には別の雑誌分の発注をしたいとのことだけど、週末のお愉しみの合間になんとかできるかな。
こんな感じのペースでずっと発注があるといいのだけど、バタッと途切れることがあるのが雑誌の仕事の恐ろしいところなんだよな。ここ数年、取次か版元の営業か、誰が言ったのかしれないが(いや、数字が出てるのかな)、雑誌が売れる日の傾向があるらしく、各誌の発売日が一点集中する傾向にある。そうすると、編集作業は発売日から逆算してスケジュール設定されるので、当然、横並びになってしまうわけですね。集中しても、雑誌の数が減って、処理できないくらいの量ではないのは、不幸中の幸いではなく、残念なことのみ、ですけどね。