大型連休2日目、ゆるっと過ごして、映画『アリスのままで』を観て、いろいろ考える

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タオル類を前倒しして洗濯して、熱いほうじ茶を啜りながら、先日送られてきた原稿発注リストを参照して、連休後半の作業スケジュールを設定。
カープの2軍戦など、連休後半の方がイベント多めなんだけど、どうやら働かないといけないみたい。連休最終日の日曜日は、母の日の一週間前倒しで実家に行く予定なんで、その他の日はなおさら。

昼飯は今シーズン初の冷やし蕎麦を作って食べ、軽く昼寝したら、WOWOWで録画しっぱなしで2年近く寝かせていた映画『アリスのままで』を観る。
聡明な言語学者の女性が50歳で若年性アルツハイマー病を患ってしまうってお話なんだけど、80歳近くなった母を見守っている身としては、翻って我が身のことも含め、いろいろと響く映画だった。
記憶を失くすってことは、魂までも失くすことなのか。そんな絶望的な思いに駆られてしまったけど、ラストシーンのアリスの言葉に救われる。
失うことによって純化する、なんて表現は美しく飾りすぎかもしれないけど、濁りのない人間性をほんの少しでも発見できたときの喜びは大切にしたい。
それにしても、主演のジュリアン・ムーアさんの演技が素晴らしい。


アリスのままで(字幕版)(予告編)

 

アリスのままで (字幕/吹替)

アリスのままで (字幕/吹替)

  • リチャード・グラッツァー & ウォッシュ・ウェストモアランド
  • ドラマ
  • ¥1000