本調子には程遠いのだろう、稀勢の里が3日目で2敗

気圧配置が冬型と反対の“西低東高”みたいになっているようで、ベランダに出ると空気が生暖かい。天気予報によると、桜が咲く頃の気温になっているそうな。
しかし、暖かいうえに湿度も高く、日が傾く頃にはいつ雨粒が落ちてきてもおかしくないような曇天になっていた。

洗濯して、原稿書いて、合間にスーパー「マルキョウ」にミネラルウォーターなどを買いに行き、まだまだ高いキャベツとレタスにため息を漏らしつつ、モヤシと大葉を購入。

原稿を1本仕上げて納品したら、夕餉の支度をしながら大相撲初場所を前半はabemaTV、後半はNHKで観戦。今場所からabemaTVで朝一番の取り組みから中継してくれるので、気になる幕下の力士も見られてあるがたい。CMが多いとか、ゲストが相撲と縁がないとか、BGMがジャマとか、不満を言い出すとキリがないけど、ネット環境があればどこでも無料で見られるだけでも感謝ですよ、ええ。
稀勢の里は昨日とはうって変わり、逸ノ城になすすべもなく押し出されてしまう。サシにこだわっていたのだろうか、左が入らないと逸ノ城の怪力でアレヨアレヨと持って行かれてしまう。
頑固なのか、融通がきかないのか、長期休場後の稀勢の里の相撲には機転が利かない、土俵際のもうひと攻めがない。
足が付いていっていない、というのではない。横綱として相撲を取るような調子には戻っていないのだろう。
稀勢の里に土がついたところで、嫌気が差して散歩に出た。早足でグイグイ歩いてやろうかと思っていたのに、駅前あたりで大粒の雨がポツポツ落ちてきて、10分くらいしか歩けなかった。まさに泣きっ面に蜂だ。


晩飯後、年末に録画しといた映画『海月姫』を観る。あらためて、能年玲奈のコメディエンヌとしての才能に惚れ惚れしてしまった。でも、作品としては“月曜ドラマランド”の域から出ていないかな。共演の俳優さんたちの演技も粒立っていたのに、原作をなぞるような演出がイマイチだった。


映画『海月姫』予告編

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