最後まで無観客でやり遂げた大相撲春場所と、亡き人を想う映画『リメンバー・ミー』について

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、史上初の無観客開催となった春場所の千秋楽。結びの一番は横綱の愛星対決となり、白鵬の優勝で幕を閉じた。

途中、無様な張りの一手など、納得のいかない取り組み内容はあったけど、すべての力士の頂に白鵬が立ったのは納得の結果ではなかったろうか。また、無観客だったことの影響で、表彰式は幕内力士に見守られながら行われ、これぞ強き者を称える儀式って感じでカッチョよかった。

さらに、普段のテレビ中継では見られない、“出世力士手打ち式”と“神送りの儀式”まで放送されたのも良かった。八角理事長の声をつまらせながらの協会ご挨拶もグッと来ましたね。


晩飯後、地上波放送を録画しといたアニメ映画『リメンバー・ミー』(原題:Coco)を観る。メキシコの死者の日を題材にした作品(日本で言えばお盆ですかね)で、鮮やかな色彩と音楽に溢れていて愉しかった。

人は死んだあと、残った人たちに忘れられることで2度死ぬ。亡くなった人を想うことの意味を、こんな風にエンタメ化できるって素晴らしいですね。あと、劇中の看板やチラシなど、現地語だったであろう文字が全て日本語に変換されていたのに驚いた。さすがCGってやつですね。

youtu.be

リメンバー・ミー (字幕版)

リメンバー・ミー (字幕版)

  • 発売日: 2018/05/29
  • メディア: Prime Video
 

 

絶対に善人落ちしない美しき性悪女がカッチョイイ、映画『BIRDS OF PREY』を観た

f:id:eroneko:20200322115458j:plain

午前中に1本分、夕方の大相撲中継の中入り後半が始める前に1本分仕上げる合間に、自転車でTジョイ久留米へ。マーゴット・ロビーさん主演映画『BIRDS OF PREY ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』を観てきた。
他の新作が軒並み上映延期しているためか、シネコンで一番大きなIMAXのバッタモンみたいなスクリーンで観られた。観客は20人以上いたかな。

男女の対立を徹底してエンタメ化され、設定がよく練り込まれていて面白かった。そして、ジョーカーの所有物であることから開放された、ハーレイ・クインが強いのなんの。マーゴット・ロビーさんとスタントスタッフがキレッキレでしたね。

あと、サントラに使われたHeartの「Barracuda」が問答無用にカッチョよくて、それからCYNの「Lonely Gun」に続く、クライマックスのアクションシーンが最高でしたね。遊園地の廃墟みたいなセットのデザインと仕組みも素晴らしかった。


そろそろ久留米でもソメイヨシノが開花する頃。今年は薄いピンクと黄色の共演する、美しい土手の風景が見られるだろうか。

www.youtube.com

 

お彼岸とぼた餅と老母に関する心配事

春分の日。仕事を休んで大牟田の実家へ。母と一緒にぼた餅を作り、お寺さんの父弟、祖父祖母、伯父伯母に供える。

実家に戻ってストック用の惣菜を作り、ビールを飲みながら話してると、最近、2度ほどめまいで倒れ、頭や腰を打ち付けたと聞く。

彼女は大したことでなないような物言いだったけど、脳梗塞を発症したときの症状に似ているため、近いうちに検査を受けるよう勧める。

病院に行くのが面倒くさいなど、どうにも乗り気でないようで、こうなると末弟に相談して、車で強引に連れていくしかないのかもしれない。

我慢や辛抱だらけの人生だった母だったので、なるべく好き勝手に過ごしてほしいし、ストレスフリーでいてほしいと願っている。でも、倒れてしまったら、それも構わない。

なんとかならないものか、また悩ましい案件が増えてしまった。

労働意欲と落胆と

原稿を書くべく資料をチェックしたものの、どうひねくりまわしてもカタチにすることができず、その旨を担当さんにメールする。続いて、もう1本分の資料もチェックしたら、これまた引っかかる部分がどこにもなくて、仕事にならない。

原稿を書く気満々なのに書けなくて、虚しいのなんの。そのうえ、書けなかったぶん、収入げ減るわけですからね。いやはや……。しょうがないので大相撲中継を録画し、長めの散歩ついでに角打ちに飲んだ。

ツバメのことが心配

先週、ツバメのつがいがマンションのエントランスを下見をするように飛び交っていた。そこには毎年、ツバメが卵を産み、ひなを育てている巣の跡があるからだ。

ただ、昨シーズンの2組目の親子が、飛び立つ時に随分と巣を破壊して出ていったようで、そこで子育てするとなると、かなり巣作りの作業が必要となる。

さらに、3日前、つがいのどちらかが、マンションの鳩よけネットの中に間違って入ってしまい、しばらく出られなくて、飛び迷っていた。昨年は巣立ったばかりの幼いツバメが迷い込んできて、結局、出られずに死んでしまったので心配したけど、今回はなんとか脱出できたようだ。

しかし、これに懲りたのか、今日はつがいの姿を見ることはなかった。このまま、空き家のままになるのだろうか? かわいいヒナたちの姿を見られるといいなぁ。

自粛の空気が極まりつつあるようだ

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、いよいよ東京オリンピックが中止、もしくは延期される機運が高まってきた。あとはIOCがいつ通達を出すかだろう(マラソン会場の件もありますしね)。世界レベルのイベントだし、しょうがないことだとは思う。まあ、個人的には最初から他人事だったけど。

他国他域への渡航を制限したり、飲食店の休業を命じたり、さらに、外出禁止令まで出た国や州も出てきた。こちら久留米市でも公園に「飲食を伴う宴会等の自粛をお願いします」という看板が掲示されたそうだ。調べてみると、久留米市のサイトにも同様の告知頁がある。

どうやら、毎年、花見客で賑わう、桜が咲く大きめの公園が対象のようで、たしかに会社やサークル単位の大規模な花見はリスクが高そうなので、止めといたほうが良いのかもしれない。

でも、親子連れやカップルや友人の、ピクニックレベルの花見まで自粛を求めるようになるなら、これは納得できない。それは適正な自粛を言えるのだろうか? 体調が悪い人は参加しない、むやみに騒がないなど、普通にエチケットを守れば問題ないと思うのだけれど……

それでも、楽しそうにしている姿を見ただけで、気に食わないと思う人がいて、イチャモンをつけたり通報するかもしれない。それこそ(精神的)不衛生なんじゃなかろうか? とんだ日本式ムラ社会だ。

かつて、「不謹慎」の御旗のもと、昭和天皇崩御や東北大震災のときのように、世間の人々が率先して「楽しさ」を魔女狩りしていた、あの頃の空気感を嫌でも思い出してしまう。

いまのところですが、体調さえ問題なければ、奥さまとこじんまりとした近場の公園で、桜を眺めながらお酒を愉しみたいと思っています。僕の考えすぎだと良いんですけどね。

なんだかんだと帳尻を合わせてしまう人

今期の確定申告は新型コロナウイルスの影響で、提出期限が1か月後に延期された。前にも書いたけど、僕はギリギリにならないと行動できない人なので、こりゃあいいやとばかりに、原稿書きの作業しながら、ポチポチと進めればいいやと思っていた。いつもなら締切り前の週に焦って、原稿書きの後の深夜作業でやっつけてたんですけどね。

そんなわけで、今回の確定申告の作業は、昨日まで原稿料関係のデータを会計アプリに打ち込んでいて、あとは経費類を打ち込むことになっていた。今日は朝からポチポチと数字を打ち込んでいて、そんなに根を詰めたわけじゃなかったけど、気がつけば全て入力。その勢いでe-Taxで久留米税務署に必要なデータを送信。なんだかんだと本来に締切日ギリギリで作業を終えてしまったのでした。

それにしても、e-Tax用のサイトは前年より使いやすくなるどころか、妙な操作の必要が増えて、より面倒になっているのは何故?