丁寧に検証していたら原稿料に見合わなくなるってのは確かにありますが

「生きていくってのは矛盾を付き合うこと」
なーんんて訳の分からない、日めくりカレンダーみたいな言葉が浮かんでしまいそうになることも、たまにはあるわけで。資料を整理してる段階でアレレレッてなり、書き出してみてもソコが気になって構成が妙ちきりんになる。
結果、上手く着地してない中途半端な読後感を与えるであろう原稿になってしまうのですが、まさに今日はそんな作業で、ほうじ茶をすすり、ボーッと壁を這うクモを何度も眺めていた。
検証がしっかりできない場合は、スキを作らないよう、むしろ軽めに仕上げてしまう。フワッとした内容の原稿なんで誰が読みたいんじゃって、思うところもありますが、そういう折り合いの付け方もある。立ち止まっている場合ではない、サクッと仕上げて納品して、もっとインプット・アウトプットに精を出さにゃあいかんのよ。


以上、なんだか言い訳っぽい日誌でした。

二度目の『この世界の片隅に』を観に行く前に、

あまりアニメを観ない奥さまが珍しく興味を持ったようなので、来週あたり一緒に『この世界の片隅に』を観に行くことになった。僕にとっては二度目。一回の鑑賞では気づけなかったことがイロイロとありそうなんで、もっけの幸い。今度は原作漫画を読んでから観てみようと、Kindle版の『この世界の片隅に』全巻をポチッとした。
10日くらいかけて繰り返し読もう。
あと、ガッキーの“恋ダンス”が可愛すぎると評判のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の原作漫画の1巻がKindle版で0円になっていたので、こちらもポチリ。

岩田屋久留米店について追記

昨日の日誌で岩田屋久留米店について書いたのだけど、その内容について地元の方から、「外商部が儲かっているんですよ」「筑後地方(のかなり広い地域)をカバーしている」と補足するような事情を教えていただいた。
なるほど、百貨店ってそういえば、店頭だけでなく、常連客などを相手にした御用聞きみたいな商売もあったんですよね。なんかのドキュメント番組で観たことありますわ。

つーことは、経営面的には岩田屋久留米店はちゃあんと成り立っていると。なるほど、なるほど。

その場では納得したのだけど、トボトボと自宅へ戻る途中、岩田屋の立体駐車場を出入りする自動車を眺めながら思った、「でも、店頭にいる従業員は儲けをうんでいないのでは? はたして貰っている給金分の貢献しているのか」って疑問は解決されていない。なんだか、社会の仕組みを知らないガキみたいでお恥ずかしいのですが、メンテしてもらった商品を引き取りに行くだけで、ベテランの域に達していそうな年齢の従業員が3人も相手してくれた、あのフロアは従業員一人について、いくらの売上を出しているのだろう。これは3階以上の他のフロアにもいえる疑問だ。

そして思った、そうか、岩田屋久留米店は店舗と外商が互助会的に支え合っているのか、いや、一方的に支えているのかも。

百貨店だもの、専門的な知識を持った店員さんが必要だろう。でも、飼い殺しになっているのならモッタイナイ。そうですね、矛盾ですね。

さらに思った。たとえ、外商部の売上で帳尻合わせが出来ているとしても、もそっとフロアを有効に使ってもいいんじゃないんだろうか。天神や新宿の三越にGAPが入っているように、浅草の松屋UNIQLOが入っているように。新館の地下にダイソーが入っているんだから、アンタッチャブルではないんだろうけど。いや、入れればいいじゃなくて、入ってもらえるかの問題なのかな。個人的には駅前の百貨店にGAPみたいな衣料店が入るのは大歓迎なんですけどね。