一日中、頭の中でグルングルン、映画『華氏119』を観た

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アメリカの上院と下院、州知事を決める中間選挙が行われているので、このタイミングを逃してはいけないと、Tジョイ久留米の朝イチの回でマイケル・ムーア監督の『華氏119』を観に行く。

チラシのコビーが煽り過ぎだったり、ナチスへの例えが冗長だったり、なにかと表現が過剰な気がしたけど、まぁ、映画ですからね、ってことで。

トランプ大統領がどうして誕生してしまったかっていう考察も面白かったけど、アメリカのラストベルト地帯(昔、鉄鋼業界で賑わった、今は錆びてしまったという意)の地獄みたいな治世、それに伴う、当時の大統領、オバマさんの愚かな言動、そして民主党の暗部、など、決して、アメリカで起こったいた事としてだけで見られない。

観終わったあと、一日中、いろんな人物の言動、いろんな地域の惨状が頭の中でグルングルンと回っていて、帰宅後の作業がちょいと遅れてしまった。

夕方には選挙の結果が出て、下院は民主党過半数を取り、今回は各評論家の予想通りになった。でも、だからって、まだ、トランプさんの暴走は止まらないんだろうなぁ。


華氏119 - 映画予告編