九州北部が平年より8日早く梅雨入りした日に映画『台北ストーリー』を観た

朝から降っていた雨は、午後まで降り続けるという天気予報に反し、9時くらいには熄んでいたので、タオル類を洗ったらベランダ干しに。でも、湿度が高かったせいか、夕方になっても乾かず、結局、部屋干しも。

そんなわけで、もう5月らしい爽やかな日はないのかな、なんて思っていたら、案の定、ラジオのニュースで九州北部が梅雨入りしたとのこと。平年より8日早かったらしい。

晩飯後、奥さまとWOWOWで録画しといた台湾映画『台北ストーリー』(原題:青梅竹馬 竹馬の友、幼なじみという意味)を観た。
監督はエドワード・ヤン、主演がホウ・シャオシェンという、台湾ニューシネマをけん引した映画監督がタッグを組んだ作品だ。
過去にしか誇りを持てず、一度落ちてしまうと再浮上できない男たちと、未来志向で生きようとする女たちとのズレが、1980年代の台北の街に生じていた格差社会そのもののような気がした。
ストーリーも切なかったけど、台北の街の溢れていた日本企業の電飾看板が切なかった。今はそのほとんどが台湾や韓国の企業に取って代わられてしまったんだろうなあ。

本日のお仕事は家事の合間に原稿を1本分仕上げて納品。

 


映画『台北ストーリー』予告 名匠エドワード・ヤン監督、幻の傑作

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