苗を植え付けと韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」

原稿書きの下準備をしたら、自転車で東合川方面へ。松のや(松屋と合体した「松屋プラス」にリニューアルされていた)の朝定とんかつで早めの昼飯を食べ、GUで奥さまの頼まれた買い物したら、ホームセンターで鉢植え用の肥料と苗を買う。

バジルとスペアミントはあったけど、まだ大葉は出てなかった。その代わり、苗とは別のラックに陳列されていたミョウガの地下茎の株を発見。通販で手に入れるしかないと、店頭で買うのを諦めていたので、やでうれしやと1袋2株入りを買った。

帰宅すると、さっそく植木鉢に植え付け、バジルの茎がヘナっとしていたので、水をたっぷりかけてやる。夕方、原稿を書き上げたあとに、ガスコンロの下のシートを新しく敷き替えたころには、バジルが元気に起き上がっていた。

晩飯後、奥さまとAmazon Prime韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」(原題:82년생 김지영)を観る。2016年に韓国で発行された原作と、この2019年公開の映画は、主人公夫婦の描写など、いろいろと改変があったらしいけど、世代を跨いだジェンダーの苦しみはエグい。

主人公のうつ病の症状として親友や母、祖母が憑依する場面があるのだけど、多重人格ってわけじゃなくて、韓国のシャーマン的な解釈のようだ。こういうところにお国柄が出るのも面白かった。

今後、社会が変わっていくことで、映画を見た後の感想が共感や怒り、嘆き、嫉妬、驚きなど、その世代によって変わっていくのだろう。なるべく、昔はあんなに大変だったのかと、若者が驚く時代になってほしいものだけど。

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原作と映画の1番の違いは、主人公の顔が見えているかどうかだろう。それは、予告動画のサムネと原作の表紙の違いからも分かる。