暖房器具の本格起動と映画「エターナル」をレイトショーで

朝晩が冷え込んできたので、我が家では昨晩から石油ファンヒーターを使い始めた。しばらくは12月並の寒さらしいけど、灯油が値上がりしているのが痛い。でも、寒いのを我慢して、風邪引いて医者にかかったら本末転倒なので、悩ましいところ。

原稿を1本分書き上げて納品し、作業しながらブレーカーの検査の業者待ち。散歩は控えめにして、夕餉を奥さまと済ませたら、暗い夜道を自転車で走り、Tジョイ久留米へ。

マーベル映画の「エターナル」(原題: Eternals)を、レイトショー割引で観られたは良いのだけど、大きなスクリーンで字幕で観られるのは、朝イチ番の回とレイトショーで、昼間は吹き替えってのが納得いかない。

天神や博多のシネコンではそんなことないから、久留米の客筋を呼んでのことなのだろうけど、なんというか、コアファンを軽視しているようでモニョってしまう。

映画の方は期待以上の面白さ。社会派な「ザ・ライダー」や「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督を起用したことで、ド派手ながらも、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバースとは一風違った感じ。

ヒーローが強い敵を倒るカタルシスではなく、世界の誕生と絶命、宇宙と生命の繋がりという理(ことわり)をテーマに、ヒーローたちの葛藤と選択が描かれていた。

俳優では「聖なる鹿殺し」や「ダンケルク」で癖の強い役を演じたバリー・コーガンさんと、「サウンド・オブ・メタル」でも聴覚障害者を演じ、今回もMCUで最初の聴覚障害者のスーパーヒーローを演じた、ローレン・リドロフさんが良かった。

ローレン・リドロフさんは聴覚障害の俳優で、43歳で2児の母。小学校や幼稚園の先生もやっていて、舞台の手話指導に関わった時、出演者として抜擢されて俳優の道に進まれたんだそうな。

 

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