天ぷらを揚げる難しさ

朝晩は肌寒いくらいなのに、昼くらいには30度を超える暑さ。筑後地方って、こんなに寒暖差が激しかったっけ? と、子供の頃の記憶をたぐると、エアコンさえもなかった生活だったので、それなりに夜は涼しかったのだろう。それに、夏休みの宿題は午前中の涼しいうちに、なんて言われてましたしね。

原稿を1本分書き上げ、担当さんに送信し、夕餉の支度は天ぷら。奥さまの実家から送られてきた、大量の野菜を消費するため、今日はいんげんを半分に切り、6本くらいにまとめて揚げていく作戦。

んで、せっかくだからと、スーパーでバナメイエビを買ってきて、海老天にしようと思ったのだけど、僕がイメージしている天ぷら屋っぽい衣は、たっぷりの油であげてナンボなので、フライパンでは油の温度が安定せず、海老から衣がほろほろと外れてしまう。

どうやら、家庭料理仕様の天ぷらの衣の濃度があるようで、海老を揚げたあと少し粉を足してみたら、いんげんは良い感じのかき揚げっぽく仕上がった。調理っていうのは、日々、トライアンドエラーで学んでいくものなんですねぇ。