焼き鳥屋に行きたすぎてピーマン肉詰めを作ってしまう
焼き鳥屋のジウジウと焼ける匂い、モウモウとダクトから吹き出る煙が好きだ。渋谷の井の頭線の駅出口に近い「鳥升」で飲もうと、上り坂を歩くときの高揚感といったら、もう、たまらない。あ、その手前の「鳥竹 総本店」の煙も良いですね。
世間では、ようやく自粛要請が解除され、焼き鳥屋も営業を再開していることだろう。東京に住んでいたら、煙と匂いに誘われ、喜び勇んで行くだろう。
でも、この地には僕の好きな焼き鳥はなかなか食べられない。どういうわけか、“よく焼き”が定番のようで、焼き鳥はカリカリに焼かれているものが多い。それはハツやレヴァもだ。
一部高級店には、外はカリッと中はジューシな焼き鳥を食べられるとこがあるらしいけど、僕のお小遣いでは無理。嗚呼、「鳥升」の焼き鳥が食べたい。
なーんて思っていたら、「鳥升」の人気メニューのひとつ、ピーマン肉詰めが頭から離れなくなった。いわゆる、縦半分に切ったピーマンに、つくねの肉餡を詰めて焼いたものだ。
もう我慢できない。そんなわけで、僕はスーパーの肉売り場で鶏ひき肉を購入。幸いなことにピーマンは冷蔵庫の野菜室に入っている。
予め乾燥椎茸を水に漬けて戻しておき、長ネギ、生姜と一緒に刻み、ひき肉と混ぜ混ぜ。醤油を少量加えて下味にする。
それをピーマンに詰めて、奥さまが仕事から戻ってくる時間を見計らって、厚手のフライパンで焼く。タレは醤油2:みりん2:砂糖1酒:1の割合で。仕上げのソース用に卵黄を1つ。余った肉餡は小判型に成形して、つくねっぽく焼くことにしましょう。
いやー、美味い。酒がすすむのなんの。次はねぎまを焼きたいなー。グリルで焼けるけど、焼き網を買ってこようかなぁ。