秋雨と映画『アースクエイクバード』について
朝から雨。冷たい雨かと思いきや、南風が吹いていたせいか、肌寒さは感じない。ただ、明日からはグッと冷え込むようだ。
雨のせいで一歩も外出することなく、ルンバの掃除を見守ったら、洗濯物を部屋干しして、原稿を1本分仕上げて納品。
晩飯後、奥さまとNetflixで映画『アースクエイクバード』(原題:Earthquake Bird)を観る。日本在住経験のあるイギリス人作家、スザンナ・ジョーンズさんの同名小説が原作。
人には生まれたときから死が寄り添い、かつ、つきまとっていることを、美しく撮影された日本の風景をメタファーとして、謎解きのように表現されていて面白かった。主演のスウェーデンの女優、アリシア・ヴィキャンデルさんがチャーミングで、日本語の台詞が美しかったですね。
80年代後半の東京の風景(特に地下鉄)が、日本的な表現とは違った匂いで再現されていたのにも驚いた。よくこんな場所や建物を探したなっていうロケハンも感服もの。あと、佐久間良子さんの無駄遣いというか贅沢。