黒沢映画を愉しむ日々、

BSで視聴者が選ぶ黒沢映画をランキング順に放映していて、昨日は5位の『天国と地獄』、今日は4位の『生きる』と現代劇が続いた。両作とも平成の現在にも通じる人間の普遍的なテーマを感じられ、たぶん20年ぶりくらいに観たと思うのだけど、凄く愉しませて貰ったし、胸に深く染み入った。特に今夜の志村喬の演技には驚愕。こんなに凄みがあったけ。撮影時、僕とそれほど変わらない年齢だったというのにも驚き。どう見ても定年直前の爺さんでしたよ。

明日は『用心棒』、これまた愉しみだなあ、うふふ。