テレビ系邦画とアニメ映画に押され、シネコンの1番小さなスクリーンで上映が始まった映画「ハウス・オブ・グッチ」を観に行く

奥さまが歯医者の治療が終わるのを待ち、自転車でゆめタウンへ。昼飯と買い物を済ませたら、Tジョイ久留米に移動して、リドリー・スコット監督の新作「ハウス・オブ・グッチ」(原題:House of Gucci)を観る。

イタリアの老舗ファッションブランド「GUCCI」一族のスキャンダルを基にした物語で、俳優陣はレディー・ガガさん、アダム・ドライバーさん、ジェレミー・アイアンズさん、アル・パチーノさんなど、豪華な顔ぶれ。史実が前提にあるので、ビックリする展開はないのだけど、愚かさと優雅さがゴッチャになっていて、感情が乱高下するように揺さぶられた。

まず、冒頭のアダム・ドライバーさん演じる、マウリツィオが自転車に乗る姿にうっとりしてしまた。そして、落ちぶれていく伯父親子の姿が、悲しくも可愛らしくて、イタリア的なホッコリ。その一方で、レディー・ガガさん演じる、パトリツィアがマウリツィオの友人たちの前でパリの自慢話を必死にしている姿は、もう止めてくれと目を背けなくなるほど、共感性羞恥で胸が痛かった。

あとは、レディー・ガガさんの幾重にも折り重なっていく女としての姿と、魅惑のボディラインを堪能する作品ですね。

www.youtube.com

再び社会の動きが滞ってしまうのだろうか

今日のCOVID-19感染者数は、東京が4051人と前日より約1000ポイントアップ。福岡も800人と前日から約100ポイントアップして、感染拡大の勢いを増している。

多くがオミクロン株の感染で、重症化する可能性は低いと言われているけど、分母の数が倍々ゲームで増えていけば、比例して重症化する人が増えるわけで、それが高齢者だと危険性も増すのだろう。

それでも、感染者数に踊らされるのではなく、重症病床の使用率を指針にするのはいいと思う。換気機能が優れているはずの公共の施設や劇場などが、以前のように過敏に反応することはないと思いますしね。

東京では既に水族館や動物園が休業しているらしい。状況次第では福岡も追随することになるのだろう。観たい映画や絵画展があるのだけど、来月の頭あたりはどうなっていますやら……

部屋着を最寒仕様にヴァージョンアップ

原稿を書いていると、ガラス窓越しに入ってくる寒気で足元が冷える。これまでは、長座布団を追って足元に置き、その隙間に足を挟み入れて対応していて。

しかし、今朝はそれでも寒く、昨年、UNIQLOで買ったボアルームシューズを引っ張り出し、これまた、何年前に買ったか忘れた、内側が起毛しているルームパンツを履く。

これが僕の最寒仕様の部屋着で、あとはエアコンの設定温度を上げるしか無い。今のとこ、サーキュレーターで部屋上部の空気をかき回しつつ、エアコンは17~19度の設定で調整している。

6畳間を締め切って温かい空気を循環させているので、このくらいの設定で毎年なんとなかっているのだけど、加齢のよって寒さへの抵抗力が落ちているので(皮下脂肪は減っていないのに、涙)、今後、どうなりますやら。

最終兵器は足元に置く蓄熱式湯たんぽなんですけどね。寿命が3年弱だけでなく、使用回数が300回くらいでヘタってくることを知って、昼も夜も使うことを躊躇っている。

引き継がれてきた映画の“想い”が集約していく感動、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を観た

先週の公開日から、なるべくSNSなどのネタバレを観ないようにしていたけど、ノーマークのアカウントで語られていたり、もはや目を逸らすことは無理だと感じていた。

そこで、Tジョイ久留米が水曜サービスデーな今日、朝一番の回でMARVEL映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(原題:Spider-Man: No Way Home)を観に行った。

完全に前情報を遮断できていなかったので、アレやコレやの登場は織り込み済みだったけど、それでも、ピーター・パーカーを演じることで本シリーズの歴史を紡いできた、懐かしい顔を観られたとき、胸に来るものがあった。

まさに、本作は物語の集大成であり、新しい物語の始まりなのだろう。サム・ライミ版、アメイジングを観直したくなった。どうやら、配信で観られるようで、便利な世の中になったものです。

www.youtube.com

鏡開きとフレンチっぽい餅スイーツ

昨晩のうちに鏡餅を下げて手で割っていたやつを、朝方、水に浸けて固くなった角を柔らかくする。昼過ぎにザルにあけ、タッパーウェアに移して冷蔵庫で保存した。

いつもなら、朝飯はぜんざいにするのだけど、奥さまが急にアンコを食べられない体質になってしまったため、いつものように、冷凍保存してるパンを焼いて食べた。

そうなると、鏡開きした餅をどうやって食べるかが問題。昨年末、試しに作った餅スイーツが奥さまに受けたので、それを再現というか、精度を上げて作ってみることに。

まず、割った餅をトースターで軽く焦げ目がつくまで焼き、耐熱容器に移して牛乳をヒタヒタになるまで注ぐ。それをレンジで1分ほど過熱して、蜂蜜を餅にかけて裏返す。

あとは、一晩置いて牛乳と蜂蜜を餅に馴染ませ、明日の朝、チーズを乗せて再加熱。蜂蜜の甘さとチーズのほのかな塩味と牛乳の優しい味わいが、餅と渾然一体となるのです。

これって、フレンチの米を使ったスイーツ「リオレ」を参考に考えてみました。いわゆる、ライスプディングの変化型みたいなやつですね。

十日恵美須の願掛けと、期待できそうなドラマの初回

午前中は次の原稿用のネタをチェックして、プレゼンメールを担当さんに送信。返事が戻ってくるのを待っている間、自転車でJR久留米駅方面へ。駅前の日吉神社さんの十日恵美須で商売繁盛の願掛け。

ついでに、松屋でお肉増量中の牛めしを食べようと思ったら、生野菜と玉子が付いたランチセットってのが500円で、普通に牛めし380円と生野菜150円を食べるよりもお得。玉子を食べると、よく噛んで食べられないので避けていたけど、やっぱり美味しいですね。

帰宅すると原稿書き。夕方までに原稿を1本分書き上げて、担当さんに送信。エリンギを買いに行くついでに、立ち飲み屋で年始の挨拶代わりに軽く飲んで、家に戻ったらチキンカレーを作った。

晩飯後、録画しといた「真犯人フラグ」を見て、ほぼリアルタイムで今日が初回の月9「ミステリと言う勿れ」を見る。Amazon Primeでアニメ版を見た「7SEEDS」と同じ原作者、田村由美さんの同名コミックが原作。

菅田将暉さんが主演で、共演に伊藤沙莉さんが出てるってだけで期待してしまう。脚本の相沢友子さんも、演出の松山博昭さんも、手掛けた作品を見たことないけど、開始10分で主要な登場人物のキャラ説明をサクッと済ませる技に驚いた。

BGMがクドくてセリフのジャマしてるところ以外は、スリリングな科白劇が面白かった。ほかのキャストも豪華で、使い方も贅沢で驚いたけど、次回以降に出てくる顔ぶれも、永山瑛太さん、門脇麦さん、ヒコロヒーさんなど、癖が強そうで愉しみ。

この作品を見てしまうと、「真犯人フラグ」が薄味でノロノロした展開に見えてしまうなぁ。

気がつけば十日恵美須

すっかり正月気分が抜けてきて、あとは11日の鏡開きを残すくらいか、なーんて思ってたら、失念していましたよ、JR久留米駅日吉神社の十日恵美須を!

今年は今日が前恵美須で、明日が本恵美須、明後日が残恵美須になるそうで、COVID-19のせいで以前のようなイベント性は薄いけど、とりあえず、商売繁盛の願をかけに行かないとなのです。

これが終わったら、世間は受験シーズン。オミクロン株が感染拡大しているし、当事者とその家族、関係者の方々は、試験勉強以外にも気を使わないといけないので大変だ。

僕はといえば、今日から大相撲初場所が始まったので、ラジオにテレビにと戦しつつ、働かないといけないので大忙しなのです。嗚呼、愉しみだなぁ。