優しさはそこにある、そして、韓国のゾンビ映画「#生きている」について

今日は母親の6週間に1度の大学病院通いの付き添い。朝8時に改札前で待ち合わせして、大学病院域のバスに乗る。

8時半に到着した時は空いていたけど、9時を過ぎた頃には、ディスタンシーのために1席ごとしか座れないこともあり、席を探してウロウロする人が増えてきた。

そうなると、杖をついたり、足元が不安なお年寄りも座れなくなってきて、母を残して僕は立って待つことに。

待合室後部の壁に寄りかかっていると、座っていた老婦人が、妻の車椅子を押す老紳士に席を譲ったりするなど、弱っている人が、より弱っている人に気遣っていた。

それを“優しさ”というのだろう、“豊かさ”というのだろう。

 

晩飯後、奥さまとNetflixで韓国のゾンビ映画『#生きている』を観る。韓国では6月24日に公開されたけど、新型コロナ禍の影響で日本では劇場では観られなかったみたい。

団地に引きこもっているうちに、近所が謎の感染でゾンビだらけになってしまった青年のお話。漫画『アイアムアヒーロー』を思わせる展開と思いきや、半径50メートルくらいの世界だけで、スリリングなゾンビとの攻防が見られた。

小道具や食べ物、各キャラの設定など、細かい演出が行き届いていて、韓国のゾンビ映画は快作『新感線』から、更に進化したみたいですね。

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