またひとつ、以前の生活に近づいていくように

原稿を1本分仕上げて納品したら、六ツ門方面へ散歩に出る。ついでに小頭町の角打ちを覗いたら、入口を開けっ放しにして、客がいなさそうだったので、これなら安心感とお邪魔してみる。

緊急事態宣言が出てから、近くを散歩で通っても、中に入ることはなかったから、たぶん2か月ぶりの訪問となるのだろう。キープボトルが棚の奥の方にあったのは、それだけ、他の客よりも来ていないということ。

話を聞くと、2週間ほど店を閉めた時期があったそうで、今も営業時間を短縮しているとのこと。店の入り口にマスクを着用していない客は入店お断りの張り紙があり、手指消毒のジェルも置いてあったけど、まったく無視して入ってくるオッサンが多いと嘆かれていた。

特に他の店が閉まっている時期、飲めるのかと、いきなり店内に入ってくる見知らぬ客が少なくなかったそうで、そのほとんどが不遜な態度だったと笑っておられた。

しばらく飲んでいると、顔なじみのMさんが来店。もちろん、マスク等、今どきのマナーを守れている感じ(今やマスクは感染防止というよりマナー化してますもんね)。お互いの近況などを語り合い、久しぶりに角打ちの心地よい空気を愉しめた。