最後まで無観客でやり遂げた大相撲春場所と、亡き人を想う映画『リメンバー・ミー』について

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、史上初の無観客開催となった春場所の千秋楽。結びの一番は横綱の愛星対決となり、白鵬の優勝で幕を閉じた。

途中、無様な張りの一手など、納得のいかない取り組み内容はあったけど、すべての力士の頂に白鵬が立ったのは納得の結果ではなかったろうか。また、無観客だったことの影響で、表彰式は幕内力士に見守られながら行われ、これぞ強き者を称える儀式って感じでカッチョよかった。

さらに、普段のテレビ中継では見られない、“出世力士手打ち式”と“神送りの儀式”まで放送されたのも良かった。八角理事長の声をつまらせながらの協会ご挨拶もグッと来ましたね。


晩飯後、地上波放送を録画しといたアニメ映画『リメンバー・ミー』(原題:Coco)を観る。メキシコの死者の日を題材にした作品(日本で言えばお盆ですかね)で、鮮やかな色彩と音楽に溢れていて愉しかった。

人は死んだあと、残った人たちに忘れられることで2度死ぬ。亡くなった人を想うことの意味を、こんな風にエンタメ化できるって素晴らしいですね。あと、劇中の看板やチラシなど、現地語だったであろう文字が全て日本語に変換されていたのに驚いた。さすがCGってやつですね。

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リメンバー・ミー (字幕版)

リメンバー・ミー (字幕版)

  • 発売日: 2018/05/29
  • メディア: Prime Video