カオスな酒場で飲んだくれる

昨年3月に閉店した角打ち・森川酒店で仲良くなった方から、遅い新年会代わりに飲みに行こうと誘われたので、原稿を早めに仕上げて納品し、夕餉の支度も早めに済ませ、夕方5時半に駅ビルの立ち飲み屋へ。角打ちでも5時くらいから飲んでいたから、明るいうちに顔を合わせる雰囲気が懐かしかった。

なんだかんだと瓶ビール、芋焼酎のお湯割りを飲み、また飲みましょうと店を出たら、なぜかSさんがご自宅とは逆方向のバスに飛び乗り、皆も乗れと手招き。どうやら、文化街の行きつけの酒場に連れていきたいらしい。

奥さま用の夕餉の支度はしてあるし、それではと僕もバスに乗り込むと、目指す酒場は以前から気になっていた店だった。昼間から営業していて、お安い居酒屋なのに、何故か会員制みたいに、知り合いの紹介じゃないと入れないと聞いていた。

んで、入ってみると、手作り感満載のゴチャッとした雰囲気。おネエさんが一人で切り盛りされていた。システムを聞くと、営業時間は14時から20時まで(閉める時間はおネエさん次第っぽかった)。焼酎のボトルはキープ期間無制限で、なんと、どの銘柄も一律で2000円。二階堂や白波や黒霧島なら分かるけど、プレミアムな赤霧島や三岳まで同価格なのは驚いた。

おネエさんに訳を訊くと、彼女のザックリした性格と、心意気からのことらしい。お通しの煮物も美味しいし、Sさんがいつも食べると注文した、ホルモンの唐揚げがバカウマだった。

こりゃあお得だと、Hさんが三岳をキープしたので、僕も勢いで赤霧島をキープ。これからは、仕事が早く終わったときなど、チラと寄らせてもらうことにしよう。

ただ、今回はSさんが豪気にゴチしてくれたので、基本的な料金システムやカラオケ料金は分からない。たしか、4人で6000円くらいだったかな。

そういやあ、久しぶりにカラオケボックス以外で歌ったなぁ。こんなコロナなご時世だけど、まぁ、楽しかったからいいか。

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