バカ映画と油断させといて性別や世代の分断問題をぶった切る映画『ネイバーズ2』を観た

午前中は原稿の素材をチェックするも、カタチになりそうなネタがないので断念。昼飯に蒸しモヤシをのっけた豚骨ラーメンを作って、午後は「城島蔵びらき」を覗きに行くため、西鉄に乗って三潴駅へ。

メイン会場や遠くの蔵に行くつもりはなかったので、送迎バスには乗らず、徒歩で駅近くの杜の蔵酒造へ。新種をいろいろ試飲させてもらったり、搾りたての酒粕を500円で3分取り放題したり。

ついでに近くで開催されている“ちょい飲み横丁”にも行き、出店を出しておられた行きつけの立ち飲み屋さんでツマミに、城島の蔵酒のお酒を飲むことに。。偶然、飲酒用のテーブルで隣り合ったご夫婦と話していたら、お互いに福島に縁があることがわかり、思いのほか愉しく過ごせた。ありがたいことです。

帰宅すると、夕餉の支度まで時間があったので、Amazon Primeで週末100円レンタルしてた映画『ネイバーズ2』(原題:Neighbors 2: Sorority Rising、直訳すると“女子学生の希望”かな)を観る。

2人目の娘が生まれることをキッカケに、自宅を売却しようとした夫婦が、お隣り家をパーティ会場として借りた女子学生たちの馬鹿騒ぎにより、契約が危うくなってしまい、なんとか彼女たちを追い出そうと奮闘するというコメディ作品。

主演がセス・ローゲンだし、当然、バカ映画のフォーマットなんだけど、その中で語られる彼、彼女たちの(They)の問題は、MeToo問題であったり、同性愛の問題であったり、世代間の分断であったり、なかなかに深刻な問題。

親友がゲイ同士で結婚したことにより、仲間はずれにされてしまったと感じてしまった、ちょいとおバカなマッチョ男の描き方が面白く、彼と“They”との関わり方が、この映画の裏テーマになっているように感じた。

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