無計画と用意周到の表裏一体、映画「パラサイト 半地下の家族」を観た

久留米市では1日早い成人式が行われているそうですが、何の関係のない僕と奥さまは、自転車でTジョイ久留米へ。ポン・ジュノ監督の新作「パラサイト 半地下の家族」(原題:기생충 寄生虫の意)を観る。

なるべく前情報を入れずに観たほうが良いという声が多かったけど、たしかに、まさか! そこで? みたいな展開がテンポよく(テンポというよか、すごい情報量を整理すつつスピーディーに見せる撮影&編集技術がスゴい)、愉しい映画体験できた。また、この1年間の格差社会について描いた映画たちとの、意図していないであろうけど、被ってしまった表現に身震いしてしまった(今は詳しく具体的に書かないほうがいいでしょうね。奥さまとはいろいろと語り合いました)。

そして、主人公一家の父親が「“無計画”であることが最強」だと語っていたことが印象に残っていて、さらに、用意周到だからこそ失敗する(迷う)みたいな表現も見られたことから、神と人との比喩みたいに感じた。

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