久留米の町のイベントを“不景気”を感じながら眺める

軽めの原稿を1本分仕上げて納品したら、昼飯として、もり蕎麦と鯖缶をツマミに酎ハイを飲むという、ごきげんな土曜日。炭酸水がなくなったので、散歩の出ると、念の為、東町公園で開催されている、焼鳥のイベントを覗きにいく。

久留米の焼き鳥は、どちらかっていうと“よく焼き系”で、あまり得意なタイプではないので、正直言って興味は薄い。でも、ゆるくない久留米焼き鳥のゆるキャラ“ヤキ江”さんが見たかったので行ってみたのだけど、タイイングが悪かったらしく、いたのはくるっぱのみ。それにしても、30度を超える暑さのかな、くるっぱの気ぐるみは大変そうですなぁ。

それでも会場をウロウロしてみて、気になったのが生ビールの販売ブースが暇そうこと。こんだけ暑いんだから、さぞやビールが美味しいだろうと思っていたので意外だった。

そこで、テント内のテーブル席を見ると、まあ、昼間なんでソフトドリンクを飲んでいる人も多かったけど、目についたのはアルコールの持ち込み。偽ビールや缶酎ハイ、ウイスキーに割りモノの炭酸など。

5年前、初めてイベントに参加したときとは、ずいぶんと違った光景に、“賢く酔う”ための知恵というよりかは、お安く酔いたいっていう、節約意識、悪く言えば“みみっちさ”を感じた。

久留米の人って、お酒系イベントには金払いが良いイメージがあったけど、ちょいと変わってきたみたいですね。あくまでも私見だけど、久留米の庶民の景気の悪さが影響しているじゃないかって勘ぐってしまった。