お盆仕舞いの実家にて彼氏連れの姪っ子と遭遇する

昼前に夕餉用の手羽元とゴボウの酢煮を作り、原稿を1本分仕上げて納品したら、
実家のお盆の仕舞いをすべく、西鉄に乗って大牟田へ。灯籠をバラして箱に戻し、母の頼まれ者の買い物をして、野菜室のストックをチェックして、豚肉とゴボウと糸こんにゃくの煮物と、焼き肉のタレと韓国唐辛子を使って、なんちゃってチャプチェを作る。

母はサラダなど、生野菜をあまり食べようとしないので、キャベツを残して傷めがちだったけど、韓国料理が好きだし、焼き肉のタレを使えば味付けが簡単だし、ちゃあんと最後まで使い切ってくれるかな。ポイントは甘口のタレを使うことだけですしね。

そんなこんなで炊事していたら、名古屋に引っ越して彼氏と同棲を初めた(親公認)、末弟のところの姪っ子が彼氏連れでやって来た。初めて顔を合わせたけど、今風の感じの良い若者だった。なんといっても、力が抜けているのがいい。

僕の感覚だと、親どころか祖母や伯父など親戚に交際相手を合わせるなんて、10代の頃はとても恥ずかしくてできなかったけど(いや、東京にいたからその可能性はかなったけど。20代でもできなかったかも)、姪たちの感覚は違うみたい。

そういやあ、20年以上前になるか、叔母の葬儀の時、従兄弟が彼女を連れてきていて、ビックラコイタことがある。もしかして、地方で暮らすのカップルの感覚って、総じてそんな感じなのかしらん?

もし、僕に子供がいて、高校生の頃から交際相手が、まったく普通な感じで家に出入りしていたら、どんなふうに思っていただろう。結婚の約束とかそういうレベルじゃなくても、平気でお父さんなんて呼ばれたりして。いやはや……。

でも、若者たちから話を聞けたのは楽しかった。いろいろと自分の20代の頃と、生活スタイルや考え方が違っているのが興味深くて、どこがってはっきりは分からないけど、アップデートできたような気がする。