酒を飲んでも逃れられない嫌な気持ち

2010年7月12日、弟が急逝した。それを知らせる母からの電話の声は、今も脳裏にこびりついてる。そりゃあ、朝起きたら息子が死んでいたなんて、平常心ではいられないだろう。

そんなわけで、今日は亡くなって丸9年、10回目の命日。昼前に原稿を1本分仕上げて納品したら、西鉄に乗って大牟田へ。実家で梅酒を瓶に小分けする作業したら、お寺さんに自転車で行って、弟と父と、祖父と祖母と、叔父と叔母にお茶を供え、老いた母を見守ってくれろと願う。

実家に戻り、頼まれものの買い物したら、冷蔵庫のストックをチェックして、母のリクエストを訊いて作りおき用の惣菜を作る。今回はきんぴらごぼうとニガウリのドライカレー。ごぼうに関しては、明らかに僕が来るのをアテにして買っている感があるな。まあ、食欲を刺激できてるみたいなんで、いいんですけどね。

久留米に戻ると、夕餉の支度を軽くしてから立ち飲み屋へ。久しぶりの方に偶然会って、森川酒店について、いろいろ話したり。親しく会話するようになって長いのに、未だに名前を知らない人なんだけど、良い感じの距離感で好きなんだよな。


夕餉のあと、一日の疲れと、妙に溜まったストレスで、泣きたくなるほど不機嫌になる。奥さまに迷惑がかかるので、日付が変わる時間までふて寝。目を覚ましてシャワーを浴びたのは25時過ぎだった。