今期ドラマ雑感、演出の緻密さの『グッドワイフ』と共感溢れる『トクサツガガガ』に期待ですぞ

1月スタートの冬ドラマがほぼ出揃ったので、雑感的なメモ。とりあえずチェックしたのは日テレ系『家売るオンナの逆襲』『3年A組―今から皆さんは、人質です―』TBS系『初めて恋をした日に読む話』『メゾン・ド・ポリス』『グッドワイフ』テレ朝系『僕の初恋をキミに捧ぐ』テレ東系『フルーツ宅配便』、そんで、NHKいだてん〜東京オリムピック噺〜』『トクサツガガガ』ってとこ。

3週目以降も見ようと思っているのは、今のところ『3年A組』『グッドワイフ』『フルーツ宅配便』『トクサツガガガ』で、もしかしたらってのが『いだてん』ですかねぇ。

特に期待しているのが『グッドワイフ』で、流行りのリーガルモノだけど、オリジナルのアメリカ版をベースにして、弁護士の仕事を緻密に描いていて面白い。主演の常盤貴子さんがラジオで言っていたけど、裁判傍聴がプライベートの趣味ってのも活きていて、「証人」などのアクセントまでリアルさにこだわっているそうな。僕の好み的には小泉孝太郎さんとの恋愛エピソードはそんなに深く描く必要ないかなぁ。

あと、デリヘルの送迎人を主人公にした『フルーツ宅配便』は、単なるピンク系ドラマではなく、性的な仕事を選んだ(もしくは選ぶしかなかった)女性たちの事情を丁寧に描いている。普通に主演級の女優さんがデリヘル嬢を演じてしまうんですから、テレビも変わったなー、なんて思ったり。脇役のデリヘル嬢だって、以前ならAVの人を使っていたんでしょうけど、しっかり演技ができる若手女優さんですしね。

そんで、ワクワクが止まらないのが、特撮オタクの女性を主人公にした『トクサツガガガ』で、特撮に限らず、深く知りたい調べたいっていうオタク的な嗜好を持った人なら、あるある的な共感に溢れてしまうんじゃないかな。まだ、1回分しか見てないけど、主人公を演じる小芝風花さんって、お上手ですねぇ。

残るは26日スタートのNHK土曜ドラマみかづき』に期待なのと、奥さまはテレ朝系『ハケン占い師アタル』とBSテレ東面白南極料理人』も面白いって言ってました。

そんなわけで、本日は原稿を1本分仕上げて納品。